竹屋町富小路から東に入った北側に位置する小さな洋食屋。店名は竹屋町と富小路の頭文字から由来している。店名と場所を同時に記憶できるという、なんともお得なお店である。
お店は町屋改造とかではなくまさに町屋だ。家で洋食屋を始めたら京都だからいい雰囲気出ちゃいました、というノリ。町屋がもてはやされている昨今では逆に新鮮に思えてしまう。店内の壁には有名人のサインが貼ってあるのだが、中でもSMAP の香取・中居・森のサインは要チェックだ。なんと、日付は 1993/9/3。古っ。
この店の看板メニューは、なんと言っても生麩カレー。何とも突拍子もない組み合わせに思えてしまうのだが、これが意外といけるのだ。いや、いけるどころではなく、おいしいのだ。まろやかでコクのあるおいしいカレーだけでも十分においしいのだが、柔らかい生麩の独特の食感がアクセントを与えてくれる。生麩のあとにカレーを食べると、またカレーのおいしさが引き立ってくる。生麩が具であり箸休めでもあるという1人2役の演じっぷりに要注目だ。
他にも、定番の洋食メニューやお弁当などもあって、いろいろと食べてみると楽しいだろう。以前は定休日が水曜日のみだったのに木曜日も定休日になっている。お店の人もだいぶ高齢なようなので仕方がないことなのかもしれない。



